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【VBA】Do Loopの使い方(While, Until)

2024年7月12日

Do Loopの使い方(While, Until)

今回はVBAのDo Loop構文の使い方を紹介します。

Forが一定回数の繰り返しなのに対し、Do Loopは条件を満たすまで繰り返されます。

対して難しくないのですが、私もDo Loopを使うときは迷うことがあります。

その原因はDo Loopのパターンが多いためです。

  1. Do (While or Until)
  2. Loop (While or Until)
  3. Do Loopのみ

Do Loopはこれら3つのパターンがあります。

特に1と2は微妙な違いなので気を付けないと意外と間違えてしまいます。

この3つの違いを説明しますので、正確な挙動を理解してみましょう。

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Do (While or Until)

Sub Sample1()
    
    Dim i As Integer
    i = 4
    
    Do While i <= 3 '最初に判定される
        
        '処理されない
        Debug.Print i
        i = i + 1
    Loop
End Sub

Do Whileの場合、ループの最初で判定が行われます。

そのためサンプルコードのように最初に条件(i <= 3)を満たしていないと、Doループ内の処理は一度も行われません。

Loop (While or Until)

Sub Sample2()
    
    Dim i As Integer
    i = 4
    
    Do
        '必ず一度は処理される
        Debug.Print i
        i = i + 1
    Loop While i <= 3  '最後に判定される
End Sub

Loop Whileの場合、ループの最後で判定が行われます。

サンプルコードのように最初に条件を満たしていなくても、必ず一度はDoループ内の処理が実行されます。

Do Loopのみ

Sub Sample3()
    
    Dim i As Integer
    i = 1
    
    Do
        Debug.Print i
        i = i + 1
        
        'If文でExit処理を書く
        If i > 3 Then Exit Do
    Loop
End Sub

Do Loopは条件(While or Until)を書かずに使用することもできます。

その場合、何もしないと無限ループとなってしまいます。

使い方としてはサンプルコードのようにIf文でExit処理を書いてあげます。

すると、If文に記載した条件にマッチしたときのみループ処理が終了することとなります。

WhileやUntilよりも、可読性が良いこともあるのでこの書き方も活用してみてください。

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Posted by やろまい