【VBA】JSONをパースする方法(VBA-JSONの使い方)
今回はVBAでJSONをパースする方法を紹介します。
JSONのパースにはGitHubに公開されているライブラリ(VBA-JSON)を使用します。
この記事では↓の内容が分かります。
- VBA-JSONを使うまでの準備事項
- VBA-JSONの使い方
準備①:Microsoft Scripting Runtimeの参照設定
VBA-JSONではDictionary(辞書型)を使用しているため、Microsoft Scripting Runtimeの参照設定が必要になります。予め参照設定を追加してください。
参照設定の追加方法については下記記事をご覧ください。
準備②:VBA-JSONをダウンロード
https://github.com/VBA-tools/VBA-JSON/releases/tag/v2.3.1
上のリンク先(GitHub)からSource codeファイルをダウンロードします。
ダウンロードしたファイルを解凍すると上の画像のファイルが存在します。使うのはこの中の「JsonConverter.bas」ファイルとなります。
VBEを開き、右クリックで画像のように「ファイルのインポート」ボタンを押します。
あとは先ほどダウンロードした「JsonConverter.bas」ファイルをインポートすれば準備は完了です。
VBA-JSONの使い方
Sub Sample()
Dim Json As Object
Set Json = JsonConverter.ParseJson("{""a"":123,""b"":[1,2,3,4],""c"":{""d"":456}}")
Debug.Print Json("a") '123
Debug.Print Json("b")(2) ' 2
Debug.Print Json("c")("d") '456
End Sub
JSONのパースにはモジュール(JsonConverter)内のParseJsonプロシージャを使います。
ParseJsonプロシージャは引数にJson文字列を渡すと、Jsonを連想配列にパースして返してくれます。
サンプルコードのように連想配列にキーを渡すことで目的の情報を取得できるので活用してみてください。