【VBA】ダイアログでフォルダを選択させる方法(FileDialog)

2023年10月14日

今回はダイアログを使ってフォルダを選択させる方法を紹介します｡

ファイルを選択させるのならばGetOpenFilename関数で良いのですが､この関数だとフォルダを選択させることはできません｡

そこで､フォルダを選択させる方法をサンプルコードとともに紹介したいと思います｡

コピペで流用できるようにしたので､ぜひ活用してみてください｡

ダイアログでフォルダを選択させる方法(FileDialog)

Sub Sample1()
    
    Dim strFldrPath As String
    With Application.FileDialog(msoFileDialogFolderPicker)
        
        'キャンセルされるとShowメソッドはFalseを返す
        If .Show = True Then
            strFldrPath = .SelectedItems(1)
        Else
            MsgBox "キャンセルされました"
            Exit Sub
        End If
    End With
    MsgBox "フォルダパス：" & strFldrPath
End Sub

このプログラムを実行すると画像のようにフォルダを選択するダイアログが表示されます｡

そして､選択したフォルダのフルパスがメッセージボックスで表示されます｡

またフォルダを選択せず､キャンセルボタンを押したときには処理を途中終了するようにしています｡

別の種類のダイアログを表示させる方法

今回はApplication.FileDialogの引数に「msoFileDialogFolderPicker」を使用しました。

この引数を使うとフォルダを選択するダイアログが表示されます｡

他にも別の引数を入れると､違う種類のダイアログを表示できるので下表をご覧ください｡

名前	値	説明
msoFileDialogFilePicker	3	[ファイルピッカー ] ダイアログボックス
msoFileDialogFolderPicker	4	[フォルダーピッカー ] ダイアログボックス
msoFileDialogOpen	1	[ 開く] ダイアログボックス
msoFileDialogSaveAs	2	[名前を付けて保存] ダイアログボックス