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【VBA】配列内の数値を合計する方法

2024年5月15日

今回は配列内の数値を合計する方法を紹介します。

配列内の数値を合計する方法は主に2つがあります。

  1. For文で1つずつ足し合わせる方法
  2. Excel関数のSum関数を使う方法

For文を使うとコードが数行必要で読みづらいため、Sum関数を使う方法がおすすめです。

今回はSum関数を使って合計する方法と、知っておきたいポイント2つを紹介します。

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配列内の数値を合計する方法 (Sum関数)

Sub GetSum1()
    'Excel関数のSum関数を使う方法
    
    Dim arr
    arr = Array(1, 2, 3, 4, 5)
    
    Debug.Print WorksheetFunction.Sum(arr) '15
End Sub

Excel関数(WorksheetFunction)のSum関数は引数に配列を指定すると、配列の値をすべて合計してくれます。

コードも一行で済むため、とてもスッキリとした見た目になります。

Sum関数のポイント1: 複数の配列を合計できる

Sub GetSum2()
    '複数の配列を合計
    Dim arr1, arr2
    arr1 = Array(1, 2, 3, 4, 5)
    arr2 = Array(1, 2, 3, 4, 5)
    
    Debug.Print WorksheetFunction.Sum(arr1, arr2) '30(15+15)
End Sub

Sum関数は複数の配列を合計することもできます。

サンプルコードのようにSum(arr1,arr2)とすると各配列を合計した値を取得できます。

Sum関数のポイント2: 配列内の文字列は無視される

Sub GetSum3()
    '文字列を含む配列を合計
    
    Dim arr
    arr = Array(1, 2, 3, 4, 5, "a") '文字列"a"を含む
    
    Debug.Print WorksheetFunction.Sum(arr) '15
End Sub

Sum関数を使うと配列内に文字列が含まれていても問題ありません。

文字列を無視した値の合計値を取得できます。

この辺りはシート上でSum関数を使ったときの挙動と同じですね。

For文の足し算だとエラーになってしまうので、これもまたSum関数を使うメリットです。

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Posted by やろまい