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【VBA】ユーザーフォームを標準モジュールから呼び出す方法(Show)

2024年1月26日

今回はユーザーフォームを標準モジュールから呼び出す方法を紹介します。

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ユーザーフォームを標準モジュールから呼び出す方法

ユーザーフォーム名
'標準モジュール側
Sub ShowUserForm()
    'ユーザーフォーム名.Show
    UserForm1.Show
End Sub

ユーザーフォームを標準モジュールから呼び出すにはShowメソッドを使います。

ユーザーフォーム名が「UserForm1」ならばUserForm1.Showとすれば表示されます。

ユーザーフォーム名に応じて **.Showとしましょう。

シート上のボタンからユーザーフォームを表示させる

シート上のボタンからユーザーフォームを表示させるためには、標準モジュールに作成したプロシージャを利用すればOKです。

シート上に標準モジュールのプロシージャ(先ほどのサンプルコードだとShowUserForm)を呼び出すボタンを設置します。

これで、ボタンを押せばShowUserFormが実行されて、ShowUserFormがユーザーフォームが表示されます。

ユーザーフォームに引数を渡す方法

他の言語だと、ユーザーフォームなどを作成するときに同時に引数を渡すことができます。

しかし、VBAにはこのような仕様がありません。

そのため、引数の代わりにモジュールレベル変数を使って対処します。

'ユーザーフォーム側
Public abc as String'モジュールレベル変数

まず、↑のようにユーザーフォーム側にモジュールレベル変数を定義します。

モジュールレベル変数が分からない方ははVBAでグローバル変数を定義する方法(モジュールレベル変数)をご覧ください。

'標準モジュール側
Sub ShowUserForm()
    
    '一旦、ユーザーフォームのインスタンス変数を作成する
    Dim uf As UserForm1
    Set uf = New UserForm1
    
    'モジュールレベル変数に値を代入
    uf.abc = "渡したい値"
    
    'インスタンス変数.Show
    uf.Show
End Sub

標準モジュール側には↑のように記載します。

先ほどは「ユーザーフォーム名.Show」でいきなりユーザーフォームを表示したのですが、今回は一旦ユーザーフォームのインスタンス変数を作成しています。

そして、インスタンス変数.変数名=~として、モジュールレベル変数に値を代入します。

こうすることにより、標準モジュールの値をユーザーフォームにて利用することができます。

ユーザーフォームの表示中に他の操作を許可する方法

'標準モジュール側
Sub ShowUserForm()
    '他の操作を許可
    UserForm1.Show vbModeless
End Sub

ユーザーフォームの表示中に他の操作を許可するには、Showメソッドの後にvbModelessを書きます。

これを書くとユーザーフォームの表示中に、セルを選択したりすることができます。

ユーザーフォームを開きながら他の処理もする場合は、vbModelessを追加しましょう。

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VBA

Posted by やろまい