【Python】csvファイルを作成する方法
今回はPythonでのcsvファイルの作成する方法を紹介します。
csvモジュールはpythonの標準ライブラリのため、ライブラリのインストールなどは不要です。
csvファイルを作成する方法(writerowメソッド)
import csv
# 書き込みモードで開く(w)
with open('ファイルのパス/ファイル名.csv', 'w') as file:
csv_writer = csv.writer(file)
csv_writer.writerow(['列1の値', '列2の値', '列3の値'])
サンプルコードでは指定したパスとファイル名のCSVファイルを作成し、1行のデータを書き込みます。
csvファイルを作成するには、まずopen関数でファイルを作成します。
次にcsv.writerメソッドで書き込み用のwriterオブジェクトを作ります。
そのあと、writerowメソッドを使ってデータを書き込みます。
writerowメソッドの引数のリストが1行分のデータとなってcsvファイルに書き込まれる、といった流れです。
このようにcsvファイルを作成します。
ファイルを開くときのモードについて(w/a/x)
サンプルコードではopen関数の引数に’w’を指定して、書き込みモードでファイルを作成しました。
ファイルを作成したいときには’w’以外にも次の3つのモードを選択することができます。
記号 | モード | 既存ファイルがない場合 | 既存ファイルがある場合 |
---|---|---|---|
w | 書き込みモード | 新しいファイルを作成 | 上書きする |
a | 追記モード | 新しいファイルを作成 | 既存ファイルの末尾に追記する |
x | 新規作成モード | 新しいファイルを作成 | エラー |
どのモードも既存ファイルない場合は、新しいファイルを作成するので同じです。
しかし、既存ファイルがある場合にはそれぞれ挙動が異なるので、目的にあったモードを選択しましょう。
csvファイルの読み込み方法
csvファイルの読み込み方法についてはこちらの記事をご覧ください。