【VBA】連想配列を初期化(全消去)する方法
今回はVBAで連想配列を初期化(全消去)する方法を紹介します。
また、併せて一部の項目(キー)を消去する方法も紹介します。
この記事では↓の内容が分かります。
- 連想配列を初期化(全消去)
- 連想配列の一部の項目(キー)を消去
連想配列を初期化(全消去)(RemoveAllメソッド)
Sub Sample1()
Dim dic As Object
Set dic = CreateObject("Scripting.Dictionary")
dic.Add "key1", "value1"
dic.Add "key2", "value2"
dic.Add "key3", "value3"
dic.RemoveAll '項目を全消去
Debug.Print dic.Count '0
End Sub
連想配列を初期化(全消去)するにはRemoveAllメソッドを使います。
dic.RemoveAllを行うとこれまで追加された項目とキーがすべて削除されます。
dic.Countで項目数を確認すると0個となっているのが分かります。
Dictionaryの一部のキーを削除する(Removeメソッド)
Sub Sample2()
Dim dic As Object
Set dic = CreateObject("Scripting.Dictionary")
dic.Add "key1", "value1"
dic.Add "key2", "value2"
dic.Add "key3", "value3"
dic.Remove "key1"
Debug.Print dic.Count '2
End Sub
一部のキーを削除するためには、Removeメソッドを使います。
dic.Remove "key1"
Removeメソッドの引数には削除したいキーを指定します。(インデックスや値ではないので注意してください)
一部のキーを除外して処理したいときなどは、Removeメソッドを活用してみてください。