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【VBA】End Ifがない。省略できる条件とは

2024年8月15日

If x > 0 Then MsgBox "xは正の値です"

このようなEnd IfのないIf文を見かけたことがありますか?

このコードはEnd Ifがありませんが、エラーのない正しいコードです。

普通、If文とEnd Ifはセットで教えられるので、間違ったコードと思ってしまうのは無理ありません。

VBAでは、条件を満たすことでEnd Ifを省略することができます。

今回はEnd Ifを省略できる条件を説明します。

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End Ifを省略できる条件

VBAのIf文では、通常は条件が真である場合に実行するブロックを指定して、その後にEnd Ifキーワードが必要です。

ただし、次のコードではEnd Ifを省略することができます。

Sub Sample1()
    Dim x As Integer
    
    x = 10
    
    If x > 0 Then MsgBox "xは正の値です"
End Sub

省略できる条件は改行の有無になります。

このコードではThenのあとに、改行しないでMsgBox関数を書いています。

このように改行なしならば、End Ifは省略可能です。

Thenで実行する内容が短いならば、すっきりしてとても見やすくなります。

反対に、Thenで実行する内容がたくさんあるならば改行は必要で、End Ifも必要ということになります。

  • Thenの後に改行なし:省略可能
  • Thenの後に改行あり:省略不可

まとめるとこのようになります。

End Ifの分だけコード数が減るので、Thenで実行する内容が短いならば省略するのがおすすめです。

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Posted by やろまい