【Outlook VBA入門】初心者におすすめです
Amazonなどで調べるとわかるのですが、Outlook VBAの本はほとんど売られていません。
情報の少ないOutlook VBAなのですが、最近発売された「Outlook VBA入門」は基本を短時間で学べる良書です。
特に、オブジェクト構造とイベント動作はExcel VBAとの違いがあるので、本書で基本を身に付けるのをおすすめします。
基本さえ覚えれば、応用していくのは非常に簡単です。最初は少しコストをかけて基本を身につけて、後々応用で楽をしていきましょう。
Outlook VBAのオブジェクト構造
Outlook VBAはExcel VBAと違い、いきなりRange(“A1")のような書き方ができません。
メールや予定を操作するためには、まずSessionオブジェクトを取得する必要があります。Excel VBAでいうとWorkBookオブジェクトのような存在です。
そして、さらに下層のオブジェクトを取得して、メールや予定の操作をするといった具合です。
ネットに落ちているプログラムをコピペしても何とかなるかもしれませんが、この構造を知らないと応用することは困難です。
反対に、この本を手元に置いておけば、割と簡単に応用したプログラムを書くことができます。
Outlook VBAのイベント動作は複雑
私もこの本を読むまで知らなかったのですが、Outlook VBAのイベント動作は、Excel VBAと同じようにいかないケースがあります。
例えば、メールを送信するときにメッセージを出したいといった場合には、2つのイベントを設定する必要があります。
これは買った人のみ知ることだと思うので、ここには書きませんが、ネットで検索して理解するのは困難だと思います。
まぁ、要するに著者に敬意を表して本を買おうよってことです。