【VBA】Debug.Printで改行しない2つの方法
Debug.Printはプログラムのデバッグで、変数の中身を確かめるときなどに使います。
こんな風にイミディエイトウィンドウに表示されます。
便利な機能なのですが、forループなどでDebug.Printするとズラズラと羅列されて見にくくなるかもしれません。
そんなときのために、改行なしでDebug.Printする方法を覚えておきましょう。
この記事では↓の内容が分かります。
- カンマで改行しない方法
- セミコロンで改行しない方法(ループに対応)
カンマで改行しない方法
Sub Sample1()
'カンマで区切る
Debug.Print "デバッグ1", "デバッグ2", "デバッグ3"
End Sub
Debug.Printで改行しない方法にはカンマで区切る方法があります。
デバッグしたい内容をカンマで区切ると、上の画像のようにスペースで区切られて1行で表示されます。
Debug.Printしたい内容が数個であれば、こちらの方法がおすすめです。
ただし、この方法だとカンマで繋がなければいけないのでループには対応することができません。
ループに対応したいときはセミコロンを使って対応する必要があります。
セミコロンで改行しない方法(ループに対応)
Sub Sample2()
Dim i As Long
For i = 1 To 100
Debug.Print "デバッグ" & i;
Next
End Sub
ループなどでも改行したくないときは、セミコロンを使用します。
Debug.Printの末尾にセミコロン「;」を付けると、表示の最後で改行されなくなります。
そのため、ループ処理などでも改行されることなく1行で表示されます。
ループ以外でも、Debug.Print行を複数行に分けて書きたいけれど改行したくない、そんなときのもセミコロンが有効です。