【VBA】ファイルの存在を確認する方法(FileExistsメソッド)
今回はファイルの存在を確認する方法を紹介します。
ファイルの存在確認には、FileSystemObjectと呼ばれるライブラリを利用します。
そのまま使えるサンプルコードをお見せしますので、コピペして使ってみてください。
ライブラリの使用には通常は参照設定が必要なのですが、参照設定しないやり方もあります。
両方のサンプルコードをお見せします。
FileSystemObjectの参照設定なし
Sub CheckFileExists()
Dim filePath As String
filePath = "ファイルのフルパス"
Dim fso As Object
Set fso = CreateObject("Scripting.FileSystemObject")
If fso.FileExists(filePath) Then
MsgBox "ファイルが存在します。"
Else
MsgBox "ファイルが存在しません。"
End If
Set fso = Nothing
End Sub
このコードを実行すると、filePathで指定したファイルが存在するか判定することができます。
(実際に判定しているのはFileExistsというメソッドのところです)
参照設定をしないので、CreateObjectを使っています。
FileSystemObjectの参照設定あり
Sub CheckFileExists()
Dim filePath As String
filePath = "ファイルのフルパス"
Dim fso As FileSystemObject
Set fso = New FileSystemObject
If fso.FileExists(filePath) Then
MsgBox "ファイルが存在します。"
Else
MsgBox "ファイルが存在しません。"
End If
Set fso = Nothing
End Sub
こちらのコードでも実行すると、filePathで指定したファイルが存在するか判定することができます。
(実際に判定しているのはFileExistsというメソッドのところです)
Dim fso As FileSystemObject
Set fso = New FileSystemObject
参照設定しているため、このようにNewを用いてオブジェクトを生成しています。
参照設定のやり方については↓の記事をご覧ください。