【VBA】環境変数の値を取得する方法(Environ)
Windowsで環境変数を開くと上の画像のように、設定された環境変数を確認することができます。
そして、ここで設定されている環境変数はVBAから参照することもできます。
コンピュータ名やユーザ名を調べるときに便利なので、興味のある方はご覧あれ。
環境変数の値を取得する方法(Environ)
Sub OutputEnviron()
Debug.Print Environ("COMPUTERNAME") 'コンピュータ名
Debug.Print Environ("USERNAME") 'ユーザ名
End Sub
環境変数の取得にはEnviron関数を使用します。
Environ(環境変数の名前)とすると、環境変数に設定された値を得ることができます。
そのため、上のサンプルコードを実行すると、設定されたコンピュータ名とユーザ名を知ることができます。
すべての環境変数を確認する方法(Environ)
Environ関数は「環境変数の名前」だけでなく、数字を引数とすることもできます。
例えばEnviron(1)とすると、1番目に設定された環境変数の値が得られます。
Sub OutputAllEnviron()
'''すべての環境変数をシート上に書き出し
Dim i As Long
For i = 1 To 255
Cells(i, 1) = Environ(i)
Next
End Sub
そのため、このコードを実行するとすべての環境変数を一度に書き出すことができます。
どのような環境変数があるのか調べるのに便利なので活用してみてください。