【VBA】配列内の最大値・最小値を取得する方法(MAX/MIN関数)
今回は配列内の要素の最大値・最小値を得る方法について解説します。
最大値・最小値を得るには、Excel関数(MAX/MIN関数)を利用するのが便利です。
Excel関数をVBAから使用するので、Application.WorksheetFunctionオブジェクトを使います。
配列内の最大値・最小値を取得する方法(MAX/MIN関数)
最大値・最小値を取得するには、Application.WorksheetFunctionオブジェクトのMaxメソッドとMinメソッドを使用します。
以下にサンプルコードをお見せします。
Sub GetMaxMin()
Dim myArray(5) As Integer
Dim i As Integer
Dim maxVal As Integer
Dim minVal As Integer
' 配列に値を設定
myArray(0) = 10
myArray(1) = 5
myArray(2) = 20
myArray(3) = 15
myArray(4) = 30
myArray(5) = 25
' 配列内の最大値を取得
maxVal = Application.WorksheetFunction.Max(myArray)
' 配列内の最小値を取得
minVal = Application.WorksheetFunction.Min(myArray)
' 結果を表示
MsgBox "最大値: " & maxVal & vbCrLf & "最小値: " & minVal
End Sub
このコードは、配列myArray内の要素の最大値と最小値を取得し、メッセージボックスで表示します。
Application.WorksheetFunction.Maxは引数に配列を入れると、配列内の要素の最大値を返してくれます。同様にMinは最小値を返します。
このように、Max(Min)関数を使えば簡単に最大値・最小値が得られるので活用してみてください。