【VBA】複数セルに数式を一括で入れる方法
今回はVBAで複数セルに数式を一括で入力する方法を紹介します。
Excel上と同じように、数式の参照先が移動していくのでとても便利です。
Formulaプロパティで複数セルに数式を入れる

例えば、図のようなExcelシートで、A列を参照する数式をB列に入れたいとします。
Sub InputFormulas1()
'Range("B1:B3")に数式を打ち込む
Range("B1:B3").Formula = "=A1"
End Sub
その場合、このプログラムを実行すれば一気に数式を入力することができます。

プログラム上の数式は"=A1″ですが、自動的に行番号が変わり、A1~A3のセルを参照しています。
このように参照先が変わる場合でも1行のプログラムで済むのでとても便利です。
参照先を固定したいなら$マークを付ける
Sub InputFormulas2()
'Range("B1:B3")に数式を打ち込む
Range("B1:B3").Formula = "=A$1"
End Sub

反対に参照先を固定したい場合は、$マークを付けてあげます。
行/列番号が変わらなくなるため、参照先を固定したい時は数式に$マークを付けてあげてください。